北側道路の家は日当りの関係で玄関回りが暗い印象になりやすい。そこをいかに外構でカバーしていくかが大事な設計ポイントになってきます。外壁の色はもちろん、サッシや玄関ドアの色味や質感をあわせて建物と外構の調和バランスをとります。(今回は立水栓、手すり、門壁)それとは逆に、建物に使われていない素材(今回はレンガ、石貼り、ポスト、表札)を対比としてアクセントに。色のトーンが明るすぎても浮いてきてしまうので彩度が高くならないように注意。調和と対比のボーダーラインを繋げる役割の植栽。隣の駐車場の汚れた壁をさりげなく隠す効果も。のちのちカーポート設置予定なので花壇内に柱を埋め込む設計にする事で、コストカットや見た目、使い勝手の向上水遣り頻度の軽減など一石四鳥です!ワンちゃんを飼うとのことで散歩帰りに脚を洗えるよう立水栓。排水部分には毛が詰まらないようにヘアキャッチャーもついてます。シンボルツリーのヤマボウシには間接照明効果のライトアップ。門壁の側面に一部くり抜きを入れ、ポーチ階段部分にも光が届くことで夜間の歩行安全性も考慮しました。