単にウッドデッキといってもデッキ単品のみで考えるのではなく設置場所や環境条件に合わせて異素材(植栽・アルミ・石・壁) などを組み合わせて、様々な効果を狙っていきます。デッキは「四国化成 ファンデッキHG」室内とデッキの繋がり感を演出するためフローリングと板幅(150mm)、色味、板目の向きを合わせて統一感を出します。この 「延長感」 が大事なんですよね。広いデッキはどうしても単調に見えやすいので、デッキに沿う様に白壁を造作。空間を程良く締める効果と植栽との一体感、安心感をもたらします。白壁の裏に植えたヒメシャラは、デッキ面にやさしく木漏れ日を落とします。既存のオリーブを生かしつつ、根本部分に築山を作りロックガーデンスペースに。土を盛り、高低差をつけるだけですがこれだけでデッキと植栽に一体感が生まれます手すりはアルミ汎用材でオリジナル造作。60センチの高さ設定とベースプレートを使わない設計で極力シンプルに。デッキ上には立水栓「オンリーワン ジラーレW」主張しないデザインでデッキを引き立てます。全長15m超えのワイドなデッキ。施主様は平日の朝、ファニチャーを置いて朝日を浴びながらコーヒーを飲みテレワーク。休日には、家族や友人を招いてBBQと大活躍しているそうです。